イニシャルコスト不要のLED照明化一括導入を提案
LED用語
◆ LED 【Light Emitting Diode】(発光ダイオード)LEDは、電気を通すことで光を放つ半導体のことを指す。日本語では「発光ダイオード」と表現されるが、英語では「Light Emitting Diode」という表記になり、頭文字を取ってLEDと呼ばれている。 ◆ 光束【luminous flux】照明などの光源から出る光の量のこと。 光束の単位としては、国際単位系ではルーメン(lm)またはカンデラステラジアン (cd·sr)。ランプの仕様は光源から放射される全ての方向の明るさを全光束として表すことが多い。 ◆ 照度 【illuminance】平面状の物体に照射された光の明るさを表す心理的な物理量。単位は、国際単位系ではルクス(lx)またはルーメン毎平方メートル(lm/m2)。照度=単位面積1平方メートルに入射する光束(lm/面積)
◆ 色温度 【color temperature】ある光源が発している光の色を定量的な数値で表現する尺度(単位)。単位には熱力学的温度のK(ケルビン)を用いる。
◆ 演色性 【color rendering properties】光源による照射時に、どれだけ忠実にその物体本来の色を再現しているかを、その光源の演色性といい、代表的な指標として、平均演色評価数Raが用いられる。Raは、基準光源を100として、100に近いほど演色性が良いことを示し、一般的に80を超える光源は、演色性が良いといわれる。演色評価数が高いほど、色の再現性に優れているとされている。注意したいのは、演色評価数が低いからといって照明器具の性能が劣るわけではない。たとえば美術館やショールームなど、色を正しく見分けたい場所では高い演色性が必要。しかし、工場や一般事務などではそれほどの演色性は求められません。 ◆ 力率【power factor】力率とは、供給された電力のうち何%が有効に働いているかを示すものである。白熱電球の場合、電圧×電流=消費電力となるが、蛍光灯の場合、安定器のコイルやコンデンサの影響で電圧と電流に位相差(時間的なずれ)が生じ、消費電力が低下する。一般に力率85%以上を高力率、 85%未満を低力率という。 尚、電力会社は大口使用者に対して、力率85%を基準にそれより高力率の場合は料金の割引きを、それより低力率の場合は割増しを行なっている。 ◆ VA(ボルトアンペア)とW(ワット)W(ワット)とVA(ボルトアンペア)はどちらも電力の単位です。電力(W)= 電圧(V)× 電流(A)。また、交流電気の場合は、モーターを使った機器などの場合に仕事をしない電流を考慮する必要があり、この仕事をしない電力と仕事をする電力の合計した電力がVA(ボルトアンペア)となります。通常、電熱器具の場合はW(ワット)とVA(ボルトアンペア)は同じになりますが、エアコンなどのモーターを使った機器の場合は、無駄な電力を考慮する必要がありますので、W(ワット)よりもVA(ボルトアンペア)の方が大きくなります。 ◆ 発光効率【Luminous efficacy】照明器具がエネルギーでどれだけ明るく光るかを示す指標。単位は、単位電力あたりの全光束(lm/W)。明るさは、人間の目で見た場合を基準に考えます。人間の目は波長領域によって視感度が異なります。たとえば緑色やオレンジ色の波長は明るく感じ、発光効率も高いと判断します。逆に赤色や青色は暗く感じ、発光効率は悪いと認識してしまいます。こうした視感度に可視光線(360nm~830nm)への感度を表す比視感度係数をかけて補整し、基準値を出します。
◆ LED防犯灯のクラスA、クラスBとは?日本防犯設備協会の技術標準「SES E 1901(防犯灯の照度基準)」に規定されたものであり、自治体などの照度基準として広く使われている。
◆ メタルハライドランプ【metal halide lamp】水銀とハロゲン化金属(メタルハライド)の混合蒸気中のアーク放電による発光を利用した高輝度、省電力、長寿命のランプのこと。 ◆ 表面実装型(SMD)LEDセラミックや樹脂などで成型したキャビティの中にLEDチップを実装し、キャビティに蛍光体を分散させたエポキシやシリコーンなどの樹脂を封入します。キャビティ内側の面には反射板の機能があり、多くの光を取り出せる構造です。 |
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